【院試体験談③】生物系が数理情報系に挑んだ話:入試対策(ページ2)

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数学(6月後半〜8月4日)

線形代数微分積分・確率統計

元々個人的な趣味の範疇で、線形代数と確率統計の参考書として以下の2冊は一読していました。

これに加えて微分積分の参考書として以下を持っていましたが、こちらはきちんと1周できていなかったので、まずは1周することを当座の目標に設定しました。

一方で上記3冊はいずれも「参考書」の類であり、演習書も別に欲しいと考えて探したところ、以下のシリーズに辿り着きました*1。この手の演習書に関して最近はチャート式とかが主流かもしれませんが、自分にとってこのシリーズに決め手となったのはBOOKOFFでそこそこ安く手に入る点でした。

後は先述の参考書群を適宜参照しつつ、ひたすら問題を解き進めました。

 

共通筆記数学過去問対策

とりあえず可能な限り直近8ヶ年程度の問題には目を通し、解ける手応えがあるか確認しました。「どうせ線形代数では固有値辺り聞かれるんでしょ」のノリを感じ取った結果本番で見事にその予想が外れたわけですが……

 

離散数学・最適化

共通筆記数学試験の後の話ですが、前回の計画通り、これらの分野を口述試験前に集中的に読み進めました。離散数学に関しては正直ここに挙げた簡易なものしか手元にありませんでしたが、やらないよりはマシだと思い開くことにしました。

 

というわけで入試対策はここまでです。次回は遂に本番!

 

 

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*1:参考書内の問題をきちんと全部やれば演習書をやらずとも院試の問題は完封できるという考え方もあるかもしれませんが……